肉離れとは、いわゆる筋肉の繊維が部分的に切れてしまっているケガのことです。スポーツをしている時とかに急に強い動きをしたり無理な力がかかったりすると起こりやすいケガです。
基本的な手当としては、まず安静して冷やしたり、必要に応じて圧迫や患部を心臓の高さより高くしたりするRICE処置(RICE:Rest, Ice,
Compression, Elevation )が効果的です。
肉離れになってしまった時の応急処置
- アイシング
- 肉離れを起こしたときは、歩行を控え直ちに氷水で冷やすことが大切です。アイシングは内出血の拡大を防ぐ効果があります。アイシングの時間は20分程度がベストです。
- 痛めた側に体重をかけない
- 肉離れになってしまったら、痛めた側に体重をかけないことがとても重要です。
当院での肉離れの治療
- 患部のチェック
- まずご来院いただいた際に、ケガをされた時の状況や、患部の詳細なチェックを行います。
- 微弱電流療法
- 損傷した組織が修復する過程で、生体内で発生する損傷電流と同等の1,000 ? 未満の微弱な電流を皮膚の上から与えることで、治癒を促進します。
- キネシオテーピング
- 施術後にキネシオテーピングを行います。キネシオテーピングはリンパの流れを改善し患部の熱を取り除き、治癒を促進するために重要な役割を果たします。
- 筋力UP
- 急性期が過ぎたあと、痛みで使わなくなって筋力低下をおこした筋肉に対し、筋肉のトレーニングを行います。
- 再発防止
- 後遺症も残さず、再発を防ぐためには、早めの治療が重要です。再発防止のためのエクササイズやセルフケアのアドバイスも行っています。